2年振りのツアーに足を運んで

ツアー初日の新潟は、
アルバム発売前だったわけだが、
正直な感想として、良い意味で大人になったKAT-TUNが見られた。

それは少年から大人になる潔さに、似て非なるモノであり、
こちらが思う程のセンチメンタリズムなど微塵もなく、
積み重ねた年輪により、
太く高く伸びた幹から、
新しい枝葉を湛える瞬間に立ち会ったのである。


その生命力は、未だ幹の中に無限に秘められており、
伸びていく新しい枝葉は、
既に5本などという、
馬鹿げたコダワリの中には存在しない。


こちらもまた、無数に太陽の光を求め、
ぐんぐんと伸びているのである。


伸びる枝葉があれば、
光が当たらない場所は必ずもある。
だがそこが決して育たないわけではなく、
光の当たる場所を見つければ、
そこへ向かい合い着実に伸びているのである。


どんな小さな変化も見逃したくない。
そう思わせてくれるKAT-TUNに、
私はこれからも付いて行きます。